島津シルバーベンチャークラブの発足  

  京都市地域プラットフォーム中核的支援機関の(財)京都高度技術研究所(ASTEM)が 中心となり平成12年度計画として、 5つの柱事業(①地域企業化・新規事業資源発掘 事業、②地域ベンチャー中小企業等商品化・新事業可能性調査事業、③地域ベン チャー中小企業等支援人材導入事業、④起業家人材等育成事業、⑤ワンストップサー ビス事業推進)を推進しているが、その中の「地域ベンチャー中小企業等支援人材導 入事業」の中に「シルバーベンチャークラブの組織化と創造化支援事業」がある

 活動趣旨は、退職後の人生に「自ら習得した技術や経験、知識を生かしたい」「生きが いづくりをしながら収入を得たい」「社会貢献ができる仕事をしてみたい」といった 年輩者の意欲を実現させることを目的に組織化したもので、現在は企業単位毎の活動 であるが、将来は企業をリンクし1,000人規模の連合体を目指している

 堀場製作所、オムロン、京都市役所では既に組織化し活動を開始しており、ASTEMからの強い 要請があり島津本社の経営連絡会の承認を得て組織化を決定した

    1. 代表及び役員

         会長:本谷哲一 副会長:喜利元貞、佐藤達夫 幹事:古市靖孝、直江一治
 
    2. 事務所

         京都リサーチパーク 「(株)島津ビジネスシステムズ KRPオフイス」内

    3. 主 な 業 内 容

 1) ベンチャーあるいは既存企業の新規事業展開への支援

 * シーズ/ニーズの発掘支援
 * 製品開発におけるビジネスプラン策定への助言
 * 機器・システムの開発・設計支援

 2) 人材開発・育成支援

 * Tリテラシー普及活動
 * 学校教育支援活動

 3) 技術的内容を含む文書の作成作業・助言ならびに指導

 * 新規開発品の取扱説明書の作成
 * 特許申請作業の支援
 * 各種作業マニュアルの文書作成

 4) 各種レポートの作成作業

 * 収集データの整理あるいはデータ収集を含む各種調査レポートの作成

 5) 一般補助作業

 * 一般業務のスポット、あるいは継続した補助作業
 * その他、取扱いにノウハウを要する業務の補助作業

   4. 発足日 : 2000年11月1日
 
   5. メンバーは在京地区の定年退職者を対象に応募者を募る
 
   6. 規約は「島津シルバーベンチャークラブ規約」による