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思いを乗せた動くおもちゃ(ゴム動力車)で小学3~6年の子どもたちが参加
令和2年1月19日(日)に第14回「至高の動くおもちゃづくり」トイ・コンテスト グランプリ in KYOTO」が開催されました(午前10時〜午後2時40分)。
本大会は子どもたちが動くおもちゃを製作し,競技を行うことで,「モノづくり」への興味関心を高め,創造性や主体性・社会性を培うことを目的としており,京都市立京都工学院高等学校を会場に,100校441名もの子どもたちが大会に参加し,会場には,引率の先生方や応援に駆け付けた保護者の皆様も含め,約1,050名もの方々が来場され,大盛況となりました。
また,当日の大会参加者以外にも,学校の授業やクラブ活動,各家庭等で2,540名の児童が,本大会で使用するゴム動力車の作品製作に取り組まれるなど,大会の裾野は広がっています。
当日の会場では,大会以外に来場者に楽しんでもらうために,欠かせないコーナーとなった「京都モノづくりの殿堂」出展企業(11社)による「モノづくり殿堂がやってきた!」コーナー,京都工学院高等学校の生徒による京都工学院高等学校紹介コーナー,理科実験を体験できるサイエンスコーナー等も非常に充実した内容となっていました。
◎ 【開会式】
◎ 【各部門での競技の様子】
◎ 【「モノづくりの殿堂がやってきた!」コーナー】
◎ 【表彰式・閉会式】
令和元年11月30日(土),「第10回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」が開催されました。今年度も京都地区大会で優勝した「KATSURA 3H【カツラ スリーエイチ】」(小学校6年生男女の計2名で構成)が出場いたしました。
京都地区大会の様子は以下のボタンをクリックしてください。
全国大会では,各都道府県での地区大会を勝ち抜いた60チームが出場。今年度も子どもたちならではの独創的なアイデアが詰め込まれた作品が数多く登場し,そのパフォーマンスに会場からは歓声が上がっていました。
京都地区代表チームはこの全国大会に平成23年度の第2回大会以降,出場し続けており,今年度で通算9回目となります。毎年,京都ならではのテーマでカラクリパフォーマンスを考え,思いを込めた作品で全国大会に出場してきました。
そんな思いを引継ぎ,今年度出場した「KATSURA 3H」の作品は【世界に笑顔を…「ぎおん祭」】。
祇園祭をテーマとした作品で,みんなで力を合わせて山鉾巡行を行っている様子や1150年を迎えた祇園祭を子どもたちがお祝いする様子などをカラクリパフォーマンスで表現し,アイデアがたくさん詰まった素晴らしい作品となりました。
迎えた大会本番。京都チームの2名はカラクリパフォーマンスの仕組みなどを懸命に審査員の方々にアピールしました。結果,上位20チームの争いとなる決勝戦に勝ち進み,決勝戦でも見事なパフォーマンスを披露。残念ながら優秀賞受賞とはなりませんでしたが,毎年レベルが上がり続けている全国大会で決勝戦に進むことができたことは子どもたちにとっても貴重な経験となりました。
また,本チームの活動には2名の京都モノレンジャーが高度なカラクリの仕組みなどを非常に熱心に技術支援いただきました。5月の活動から含めると実に7か月もの間,懸命な支援をいただきました。作品が完成までたどり着けたのは京モノレンジャーをはじめとする指導者の皆様の献身的な活動があってこそのものです。改めて感謝申し上げます。
なお,全国大会の結果については,主催団体である公益社団法人発明協会のHPに掲載されておりますので,こちらをご参照ください。
公益社団法人発明協会のHPは以下のボタンをクリックして下さい。
◎ 全国大会の様子
令和元年9月1日(日)、京都まなびの街生き方探究館で「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト京都地区大会」が開催され、4チーム8名の京(みやこ)少年少女モノづくり倶楽部の部員が参加しました。
今年度も、昨年度から継続の参加者に加え、昨年度のトイ・コンテストや京都市小学生アイデア展の上位入賞を果たした子どもたちも参加し、説明会が開催された5月25日(土)以降、10回以上の創作指導会が開催され、大会への作品完成に向けて、子どもたちは懸命に作品製作に取り組みました。
また本大会では、毎年、モノづくりの専門的な知識・技術を有する京モノレンジャーの皆様に大変お世話になっております。
今年度は6名の京モノレンジャーの皆様から非常に熱意溢れる御指導をいただくことで、子どもたちはアイデアを出し、京モノレンジャーの皆様と相談しながら、仕組みを作り上げていきました。
また夏休みには、倶楽部員OBの大学生・高校生も作品製作の支援に参加し、大会前日まで懸命に作品製作が進められ、大会当日の9月1日に4チームの作品が出揃いました。
今年度は環境問題を取り上げるチームが多く、食品ロスの問題や魚や動物たちが住む環境の保全をからくりパフォーマンスで表現し、審査員にアピールをしていました。
結果、優勝したのは、小学校6年生2名で構成された「KATSURA 3H」。今年で1150年を迎える祇園祭を再現した作品「世界に笑顔を…『ぎおん祭』」を製作し、見事なからくりパフォーマンスを披露しました。
この10月には本チームの全国大会への出場が正式に決定。現在、11月30日(土)に開催される全国大会の上位入賞を目指し作品のバージョンアップを図っています。
チーム名 | 作品名 | 参加倶楽部員 | 京都地区 大会結果 |
---|---|---|---|
KATSURA 3H | 世界に笑顔を…「ぎおん祭」 | 小6女子・小5女子 | 優勝 |
動物チーム | まもろう!!わたしたちの自然 | 小6女子・小6男子 | 準優勝 |
嵯峨野 | 食品ロスとゴミ | 中2男子・小6男子 | |
Blue Oceans | 海を守ろう | 中1男子・小6男子 |
【全国少年少女チャレンジ創造コンテスト概要】
2~3名1チームで課題となる「からくりパフォーマンス・カー」を製作し、その走行の正確性やアイデア等を競うもので京都地区大会は公益社団法人発明協会が主催する同コンテストの地区大会として開催。
全国少年少女チャレンジ創造コンテストの詳細は下の「発明協会・はつめいキッズ」のHPを御参照ください。
「京都モノづくりの殿堂」では、子どもたちがモノづくりへの興味関心を高めるためのより良い環境を整えるため、殿堂協賛企業の皆様の創意工夫により殿堂ブースのリニューアルが順次進められています。
平成31年3月には,新たに京セラ様が全面改修をされましたので,御紹介します。
ブースの左手には,京セラ創業者の稲盛和夫様の御功績について展示されています。
小学生の児童が学習することに配慮し,リニューアル前よりも色彩鮮やかで大きく分かりやすい字体での展示となり,京セラ創業からの歩んでこられた御功績の展示の他,あきらめない強い気持ちを持つことで,「君の思いは必ず実現する」というメッセージを子どもたちに向けて発信されています。
ブースの正面奥の部分では,京セラ様が開発されているファインセラミックスの特長(「薬品に強い」「熱に強い」「硬い」「電気を起こす」)の他,セラミックスとファイセラミックスの違いやファインセラミックスの作り方などを展示されています。
また,子どもたちにファインセラミックスの特長をより分かりやすく理解できるよう,鉄よりも軽いファインセラミックスを体感できるコーナーやファインセラミックスを指で押すことで電気をおこす仕組みを体験できるコーナーを設置されています。
ブース右手では,ファインセラミックスが,我々の生活の身近なところから,宇宙や深海といった最先端分野まで,あらゆる場面で活躍していることを,実物の展示も交えながら,分かり易く紹介されています。
令和元年度の学習から各学校では新しいブースでの学習が取り組まれています。