子どもたちのモノづくりについての体験が日常から遠ざかり、興味・関心が希薄になりつつある中、伝統産業から先端技術作業が共生し、相互にきめ細かく支え合う「ものづくり都市・京都」の特性を生かし、産学公・市民ぐるみの連携の下、小中学生がモノづくりを学び・体験する機会を創出する。(主に以下の3つの柱の取組みを展開する)
各事業についての詳細は、京都市教育委員会「京都まなびの街 生き方探究館」のホームページでご確認下さい。
京都の創業者・科学者等の努力や情熱を紹介・展示する『殿堂』と、殿堂に関連する『工房』を設置し、学校教育活動として活用できる展示・体験学習型施設の運営を行っている。
令和元年度実績 | |
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学校数 | 164 校 |
開催回数 | 158 回 |
参加者数 | 9,701 名 |
工房学習 | 12 テーマ |
※ 令和2・3年度については、新型コロナウイルス感染症のため学校教育活動としての学習は中止。
学習問題を解決するために、京都を代表する16ブース(17社)の展示(創業者の歩み・技術・製品と暮らしなど)やモノづくりの系譜などから調べて学ぶ学習。
<企業名の50音順>
先端技術の原理や製品の仕組みを組立や分解、製品や実験で学ぶ学習。
( )内は教材提供企業
学校と社会の架け橋となる「
京都モノづくりの殿堂・工房学習では、モノづくり企業のOBによる学習支援員「
企業、大学、NPO 等の協力を得て、小中学生がモノづくりへの興味・関心を高め、創造性・社会性等を育む学びと体験の場としての事業展開を目指す。
なお、28年度から通年型講座「Core 事業 初級コース」と単発型講座「Extra 事業」を統合し、新たに会員登録・講座選択型の事業に再編、会員の対象を小学校1年生から中学校3年生まで拡大。
モノづくりが好きな子どもたちを対象に、産学公及び地域、市民ボランティア等の協力・支援の下、木工・電子・機械・プログラミング等、気軽に参加できる取組から専門性の高い本格的な取組まで、様々なモノづくり事業を展開。
さらに、29年度には情報発信を今まで以上に強化するために、専門のホームページを開設し、より多様な講座情報をタイムリーに発信。
「京少年少女モノづくり倶楽部」ホームページは
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小学生による手作りの動くおもちゃ(車)の競技等を通じて、モノづくりの文化に親しみ、興味・関心を高め、創造性や主体性、社会性を培う取組の充実を図る。「トイ・コンテスト グランプリ in KYOTO」は、令和3年度は、感染症たいさくのため規模を縮小した記録会「トイ・コン チャレンジ」として実施。
日 時 | 令和3年12月4日(土) |
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場 所 | 京都学びの街 生き方探究館 |
対 象 | 小学校3 ~ 6年生 |
概 要 | ビギナー部門、レーシング部門、パフォーマンス部門の各競技を実施 |
参加人数 | 20名 |
ゴム動力で動く自作の工作作品で参加する競技会。小学3・4年生対象の速さを競う「ビギナー部門」、小学4~6年生対象の速さや距離を競う「レーシング部門」、動きのユニークさやデザイン性を競う「パフォーマンス部門」の3つの部門を設定。