今から12年前、農業団体の仲間とバリ島を訪れた。その前年、経済発展著しいベトナムを見聞し、深い感銘を受けてから、次の予定はインドネシアにしようとなった。インドネシアは日本の人口の2倍、国土は何千もの火山島からなる5倍の面積を持ち、異なる言語を話す多民族国家である。しかも東南アジア随一の美しいビーチリゾートと海だけではなく、遺跡や独自の文化や多くの自然や特有の動植物が存在する。中でもバリ島は山や丘を開墾してライステラス(棚田)が造られ、バリ島の村落の大半は農村であり、土地の農業利用率が高く、島の中南部の斜面一帯は水稲の2毛作から三毛作が可能になっている。
2.デンパサール国際空港
関西空港から6時間余、バリ島のデンパサール空港に着いたのは1月18日23時45分で、25℃の気温であった。写真は翌朝の空港ゲートウェイ。
関西空港から6時間余、バリ島のデンパサール空港に着いたのは1月18日23時45分で、25℃の気温であった。写真は翌朝の空港ゲートウェイ。