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手作りの「愛車」で競争!
子どもたちが作ったおもちゃの車でタイムや距離、デザインや動きを競う大会が1月17日に堀川高等学校で行われました。車は牛乳パックなど身近な材料で作られ、ゴムを動力に走ります。毎年熱戦が繰り広げられる本大会も記念すべき10回目を迎え、例年の倍以上の約900名が参加し、2,000名を超える観客からも大きな歓声や拍手が送られていました。
同時に行われたモノづくり体験コーナーや、サイエンスコーナー、「京都モノづくりの殿堂がやってきた!」コーナーも終始にぎわいを見せていました。
「京都モノづくりの殿堂がやってきた!」コーナー
平成27年度、文部科学省及び経済産業省が実施している「キャリア教育推進連携表彰」において、「京都こどもモノづくり事業推進委員会」の取組が、同表彰における最高の栄誉である「最優秀賞」を受賞しました。12月17日(木)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された「平成27年度キャリア教育推進連携シンポジウム」にて表彰を受け、京都こどもモノづくり事業推進委員会の松重和美委員長による京都の取組についての講演が行われました。
受賞理由(評価のポイント)
平成27年11月28日、東京工業大学で、「第6回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト 全国大会」が開催されました。本大会は、3名1チームで課題となる「からくりパフォーマンス・カー」を製作し、ものづくりの楽しさ、チームワークの大切さを体験させ、柔軟なアイデアや豊かな発想力を引き出し課題に対する問題解決能力を高め、自ら考え行動するチャレンジ精神の育成を図る大会です。
(京都地区大会の様子は → こちら)
京都からは8月の京都地区大会で優勝したチームが出場
全国660チームのうち、全国大会に出場できるのは60チーム。まず60チームで行われる予選コンテストでは、パフォーマンス走行を完璧に行い、見事上位20チームに入り決勝コンテストに駒を進めることができました。そして、いよいよ決勝コンテストに臨んだのですが、山車のトラブルによりゴールならず。
しかし、大会前の「公開web投票」の得票数が大変高く、「webポイント賞」ということで銀メダルをいただきました。
出場5回目で、ついに念願の入賞がかないました!
「京都モノづくりの殿堂」では、近年殿堂ブースのリニューアルが進んでいます。今年に入ってからも、5社が改修されています。
その中でも、株式会社SCREENホールディングス様が全面リニューアルされましたのでご紹介します。
「網点」、「カラー分解」及びガラススクリーンを作る技術を応用した現在の製品について展示。
いずれも子どもたちが実際に触ったり見たり動かしたりして体感できるコーナーになっています。
『「網点」をつくる仕組みを知ろう!!』のコーナー
同じカラーの図柄を左右に展示。左側はカラー印画紙による写真。右側はカラー印刷による印刷物。ルーペをのぞいてみると右のカラー印刷には「網点」が見えます。
写真フィルムとガラススクリーンをセットし露光すると「印刷版」ができ,網点のできる様子がわかります。
『カラー分解を知ろう!!』のコーナー
カラー分解された4色シートを使って、「網点」の印刷体験ができます。「キープレート(ブラック)」、「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」の順にシートを重ねるとカラー写真ができあがります。
『検査の仕組みを体験しよう!!』のコーナー
ガラススクリーンの技術を生かして作られている検査装置を、プロジェクションマッピングを使って体感!検査対象製品について様々な角度から写真を撮り、そのデータをチャンピオンデータと比べることで、人間には見えないとても小さなエラーまで発見できます。
学習の様子
平成18年度から始まった「至高の動くおもちゃづくり」トイ・コンテスト グランプリ in KYOTO が10周年を迎えます。
本大会は、小学生がゴム動力で動く車を作って、スピードや距離、動き、デザインなどを競う大会です。今回は10回記念大会として、これまでよりも参加人数を拡大し、特別イベントを行うなど、大いに大会を盛り上げ、モノづくりが大好きな子どもたちの輪を広げていきたいと考えています。
(4)記念大会特別イベント
平成27年8月22日、京都まなびの街生き方探究館で、「第6回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト京都地区大会」が開催されました。本大会は、3名1チームで課題となる「からくりパフォーマンス・カー」を製作し、ものづくりの楽しさ、チームワークの大切さを体験させ、柔軟なアイデアや豊かな発想力を引き出し課題に対する問題解決能力を高め、自ら考え行動するチャレンジ精神の育成を図る大会です。
今回は、「地元地域などPRしたいものの紹介」をテーマに、からくりパフォーマンスを行う山車、山車をけん引してパレード走行を行う動力車を製作し、走行の正確性やからくりパフォーマンスの内容、作品(山車・動力車)の工夫点、作品プレゼンテーションの内容等を競いました。
京都地区大会には、
本チームは全国大会への出場も決まっており、現在、全国大会への入賞を目指して作品のバージョンアップを図っています。