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2学期の出前授業は、9月1日から開始を予定されていましたが、8月20日に緊急事態宣言が発令されたことを受け、9月1日~9月30日までは残念ながら中止となり、10月からの再開となりました。
3学期は、オミクロン株の感染急拡大により、1月25日から京都府にもまん延防止等重点措置が適用され、出前授業の実施にも影響があり、一部の学校で中止となりましたが、予定どおり出前授業が実施されました。
なお、今年度については、出前授業が中止となった学校(2月4日現在で計41校)に、同程度の学習を担任の先生が学校で実施できる代替プログラムが提供されており、27校で実施されています。
※学校が自校で実施できる代替プログラムについて
出前授業と同内容のプログラムを学校の学級担任が実施できるようにプレゼン資料を作成し、工房学習のキットとあわせて学校に提供するプログラム。
ローム様プログラム
「半導体の光 “LED”」
村田製作所様プログラム
「音を奏でるふしぎな石ころ」
SCREENホールディングス様プログラム
「半導体の面白さを知ろう!」
島津製作所様プログラム
「ひかりを調べよう」
NISSHA様プログラム
「タッチからはじまる未来」
堀場製作所様プログラム
「世界でひとつだけの温度計」
オムロン様プログラム
「センサーで動く信号機をつくろう」
京セラ様プログラム
「セラミックスで電気を起こそう!」
「府庁界隈まちかどミュージアム」( 実施期間:10月1日(金)~11月14日(日) )期間中の毎週木曜日の計6日間、冬休み期間中(12月27日(月)・28日(火)、1月5日(水)~7日(金) )の計5日間、「京都モノづくりの殿堂」一般公開が行われ、あわせて児童84名・大人89名、計173名の方が来館されました。
「府庁界隈まちかどミュージアム」は2年振りの開催となり、パンフレットを片手に、「近くまで来たので、せっかくの機会だから入館してみました」とミュージアム巡りの一環として来館された方や、「ずっと気になっていた施設なので、この機会に来られてよかった」と来館を楽しみにしていただいていた方など、多くの方が来館されていました。
冬休み期間の一般公開では、出前授業を実施された学校の児童が多く来館されていました。「出前授業で学習したので、ぜひ殿堂に行きたかった」と休みの機会を利用して家族や友達と訪れた児童が多く、とても賑やかな一般公開でした。
春休み期間中(実施日時は下記の通り)にも実施されます。いずれも11時 ~ 16時です。
3月25日(金) ~ 4月7日(木) ※土日休
今年度も協賛企業である、NISSHA様、村田製作所様から製作キットの御提供があり,図工や工作クラブなどで製作を希望する学校等に配布され、授業などで製作に取り組まれました。
過去14回行われていた「至高の動くおもちゃづくり トイ・コンテスト グランプリ in KYOTO」は、今年度は感染対策のため規模を縮小した記録会「トイ・コン チャレンジ」として、令和3年12月4日(土)に実施されました。昨年度も同じく記録会として「トイ・コン チャレンジ」が実施される予定でしたが、開催日(令和3年1月16日)直前に緊急事態宣言が発令されたため中止となり、2年越しで実現とされました。
当日は20人の子どもたちが、工夫を凝らし仕上げた車を持って参加されました。探究館の体育館に設置したコースを目一杯走り抜ける車の姿に自然と応援の拍手がわき、子どもたちと一緒に保護者の方も喜ばれる姿が印象的でした。また、動き方に工夫を凝らしたパフォーマンス部門では、細部まで丁寧に作られた作品が展示スペースを華やかに飾っていました。
夏休み期間中の計11日間( 7月26日(月)~7月29日(木)、8月2日(月)~8月6日(金)、8月18日(水)~8月19日(木) )「京都モノづくりの殿堂」一般公開が行われ、児童31名・大人47名、計78名の方が来館されました。
夏休みの宿題の課題の材料として殿堂を学習する児童や、1学期の出前授業で学習された児童が保護者の方と一緒に来館されたり、来ていただいた方は大変熱心に見学されていました。
当初は計14日間を予定されていましたが、緊急事態宣言が発令されたため、予定されていた8月20日(金)・23日(月)・24日(火)は中止となりました。ちょうど中止となった日時に来館しようと計画いただいていたモノレンジャーの方もおられたので、大変残念です。
今後は、冬休み期間中と「府庁界隈まちかどミュージアム」(実施期間:10月1日(金)~11月14日(日))の毎週木曜日などに一般公開を実施されます。いずれも11時~16時です。
10月7日(木)、10月14日(木)、10月21日(木)、10月28日(木)、11月4日(木)、11月11日(木)
12月27日(月)、12月28日(火)、1月5日(水)、1月6日(木)、
1月7日(金)
今年度も中止となった「殿堂・工房学習」を子どもたちが体験いただく機会をつくるとともに、多くの市民や保護者の方にも学習のことを知っていただくため、今年度も「京都モノづくりの殿堂・工房学習体験会」が実施されました。
実施日は7月30日(金)と8月7日(土)で、各日午前・午後の計4回開催されました。対象は小学校3~6年生児童とその保護者で、合計36組71名の児童・保護者が参加されました。
体験会は、2グループに分かれて、殿堂学習と工房学習をグループごとに交代しながらそれぞれの学習を体験されました。
「子どもがまだ知らない様々な職業のことや会社の思いを知る機会になった」「日常で使用するほとんどの機械に半導体が使われていると意識するきっかけにもなりました」「工房学習で作るのが楽しかった。少し難しかったが完成した喜びがあった。殿堂でいろいろな会社の情報を知って、入社してみたくなった」「京都で生まれて育ってきたけど、知らないことが多く、人に自慢できることが多いと気付きました」「企業の方に直接話を聞けるのが良い機会だと思いました」「コロナでこういったイベントや行事が少ない中、開催いただきありがとうございました」など、参加いただいた方はとても楽しみながら学習されていました。
殿堂・工房学習に替わる学習の機会を提供するため、令和3年度においても、生き方探究館の職員の皆様が学校に直接出向き、同学習に準じる出前授業「京都モノづくり体験学習」を更に充実して継続実施されています。
当初は5月17日(月)からのスタートで計画されていましたが、緊急事態宣言により開始時期が延期となり、6月21日(月)からスタートされました。なお、今年度のプログラムは昨年度の4つのプログラム(ローム株式会社様「半導体の光“LED”」、NISSHA株式会社様「タッチからはじまる未来」、京セラ株式会社様「セラミックスで電気を起こそう!」、株式会社村田製作所様「音を奏でるふしぎな石ころ」)の4社に加え、株式会社堀場製作所様「世界でひとつだけの温度計」、株式会社島津製作所様「ひかりを調べよう」、オムロン株式会社様「センサーで動く信号機をつくろう」、株式会社SCREENホールディングス様「半導体の面白さを知ろう!」を加えて、計8つのプログラムで実施されています。また、一部プログラムにおいては、探究館の職員の方だけでなく、企業の方も指導者として学校に出向かれています。
7月16日(金)までの1学期の期間で、17校・計1,204人の児童に対して出前授業が実施されました。今年度は3月16日(水)までの予定で計画されています。
春休み期間中の計10日間、「京都モノづくりの殿堂」一般公開が行われました。令和2年度に探究館での殿堂・工房学習を行う予定だった学年を中心に告知されて、天候の良かった土曜日には約30人、また平日も多い日で約20人が来館され、10日間の合計は大人45人、児童7人の合計102人となりました。
今後は、夏休み期間中や冬休み期間中などに一般公開を実施されます。いずれも
11時~16時です。
7月26日(月) ~ 7月29日(木)
8月2日(月) ~ 8月6日(金)
8月18日(水) ~ 8月20日(金)
8月23日(月)・24日(火)
日頃は、当会の取組についてご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
昨年度は新型コロナウィルス感染症の対応のため、殿堂・工房学習などの生き方探究館の事業をはじめとするすべての京都市での教育施設における校外学習は中止となられましたが、令和3年度においても、新型コロナウィルス感染症の収束が見通せない状況のもと、感染症対策を十分に講じた学習運営が困難なことから、引き続き休止という状況となりました。
2年続けて学習休止という誠に残念な状況ではありますが、京都市では、できる限り子どもたちに学習機会を提供し、保護者や市民の生き方探究教育への理解を深めるため、令和3年度においても感染症対策の徹底が可能な取組を計画されています。当会では、京都の子どもたちの健やかな学びを支える取組に対し、引き続き支援を行っていきたいと思いますので、ご支援・ご協力をいただきますようお願いいたします。