<IT画文集~私の醍醐味~> 田代牧彦 2/4 |
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・東大寺大仏殿 奈良の代表的な名所は、歴史的意義、大きさなどから何といっても745年に聖武天皇によって建立された東大寺大仏殿である。単なる大仏殿の写真ではありふれているので、ここでは2016年境内の鏡池に船が浮かんだ光景を掲載する。この船は、”東アジア文化都市2016奈良市のためのプロジェクト”向けに制作された、中国を代表するアーティストの一人である祭国強のアートプロジェクトで、中国から10人の船大工が来て公開制作し、海に見立てた鏡池に浮かべたのである.
・鹿 奈良公園には天然記念物の約1300頭の鹿がおり、観光客に大変親しまれている。元来は767年に創建された春日大社の主神の建御雷命が茨城県鹿島神宮参詣から還る際に乗って来た白鹿が、崇められて神鹿と尊ばれるようになり、やがて神仏習合により興福寺からも神鹿として崇められ、厳重な保護が為されるようになった。公園内には鹿苑という施設があり、繁殖の管理、怪我の手当て、伸び過ぎた角を切ることなどを実施している。5、6月の小鹿誕生や、秋の角切は、観光客向けの公開ショウで見ることが出来る。 ・桜 奈良公園は春の桜、秋の紅葉でも有名であるが、浮雲園地の桜の季節に面白い光景に出くわした。二組のカップルの記念写真撮影だ。 ・鷺池 公園内には鷺池という池があり、池内の浮御堂は特に有名である。鷺池には亀もいた。鷺池のパノラマ写真も掲載する。 写真を下に掲載する。 2.新しい奈良の一例 平城・相楽ニュータウン 「田代さんはどちらにお住まいですか?」。「高の原です」。一瞬相手の顔がはてなと言う表情になる。はて、そんな地名、京都にあったかいなという表情である。私は慌てて説明する。「京都駅から近鉄京都線の急行でどんどん南の方へ行って34分、木津川市と奈良市が府県境を跨っている平城・相楽ニュータウンにある高の原です。特急なら25分です」。 「はぁ、京都駅から近鉄出てましたかいな?」 「近鉄京都駅は、八条口側の新幹線京都駅の高架の下に昭和38年からありますよ」。 「そうでしたかいな、ちっとも知らなんだ」。そんな田舎の方の事なんか知るもんかと言う表情だ。以上のような会話を何度私はしたことか。左程に京都人には高の原の認識は低い。そこで平城・相楽ニュータウンをちょっとPRする気になった。 |
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