3. 路頭の儀の勅使列
まず、祭典の中で、最も観客の多い路頭の儀を、少し詳しく見ることにした。3つの儀の内、宮中の儀は現在行われていない。また、最後の社頭の儀は有料観覧席からでないと全体のの流れが判りにくいので、今回、競馬などの儀は後日に残した。
勅使列は、文官・武官により構成され、検非違使・山城使・内蔵寮史生・馬寮使・舞人・勅使代・陪従・内蔵使の順で騎馬が先導する。写真は山城代から次に勅使代(近衛使)、舞人と続く。
列の中心の勅使代、悠然と赴く |
舞人 |
4.斎王代と女人列
斎王は皇室の内親王・女王にちなみ、斎王代が創設された。多額の費用を負担できる京都の神社、文化人、実業家の令嬢が選ばれている。斎王代を中心としてその後に女人列が続く。命婦、女嬬、童女、騎女、内侍など。