<IT画文集私の醍醐味> 田代牧彦 1/5

画面をクリックすれば、続くページが現れます)/(2019年度・画文集の作者リストはこちらから)

          

2019.12

田代牧彦


プロローグ

  今年の画文のテーマは、東京スカイツリーとハルカス300である。ご存知のようにこの二つの建造物は、今や東京、大阪の代表的な建造物である。 唯、行きました、展望台に上りました、景色を眺めました、綺麗でしただけでは、ハイそうですかで終わってしまい、何ら面白くないので、ちょっといろいろとひとひねりをしてみた。お読み頂いて成程面白いと思って頂けると嬉しいが、さてどうかな!?

 1.東京スカイツリーへアプローチ、そして展望デッキへ

  東京スカイツリーは2008年(平成20年)着工、2012年(平成24年)に完工した。高さは武蔵の国に因んで634mで、本来の目的は関東一円に電波を伝播するための電波塔である。 足元は一辺の長さ約68mの正三角形で、高くなるにしたがって円形になり、どの方向からの風も受け流すことができるようになっている。つまり断面を正三角形から円形に徐々に変化させているのである。その建設状況は何度もテレビで放映されたが、2010年(平成22年)上京した折に、新宿のホテルの窓から東の方面を眺めたとき、遠くに建設中の東京スカイツリーを見つけ、思わずシャッターを切った。 2013年(平成25年)に上京した時は既に完工していたので、その雄姿を離れた場所から眺めることができた。ここでは上野公園・不忍の池からの眺めと浅草・吾妻橋からの眺めを、そして直下から「ああ、高いなあ!」と見上げた場面の写真(1~4)を下に掲げる。

1 建設中 新宿のホテルからの眺め 
2 上野・不忍の池からの
眺め
 
 

3 浅草・吾妻橋からの
眺め
 

4 直下からの眺め