人口の90%以上がバリ・ヒンズー教を篤く信仰するところのブサキ寺院はその総本山である。キンタマニー高原の中腹、下の写真のように標高1000mにある地元では「母なる寺院」と崇められている。
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インド洋に突き出る70mの高さの岬の断崖絶壁に建つ名刹で9~10世紀ジャワの高僧ウング・クトウランにより建立され、バリ島、六大寺院の一つと言われ、海の霊が祀られている重要な寺である。下の写真は断崖の寺院に登って、インド洋に浮かぶ夕日の借景が何とも言えない神秘的な姿だろうと思った。