古世親水公園
この公園は藩政を執り行う御館や家老等の上級武家の屋敷配置された三ノ丸と中級の武家屋敷や町屋配置された城下町を画する外堀に当たります。
亀山城や城下町は年谷川(枚方方面から流れる)が形成した扇状地の上に立地することから、伏流水が多く、至る所に湧き水あります。
その中でもここの湧き水は質量とも豊かで、昔からこの湧き水を「洗い場」として生活用水と炊事・洗濯などに利用されています。
この城下を流れる豊富な伏流水を利用して、まちでは酒造りや醤油などの醸造業等が行われ、亀岡の特産を育てるました。
また、この伏流水を水源とする亀岡の上水道も日本でも指折りの「おいしい水」として知られています。 |
古世親水公園
王地山稲荷大明神
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王地山稲荷大明神
亀山藩主の松平信岑が寛延元年(1748)に丹波篠山から亀山藩に転封された時、このお稲荷さんもご城内に勧請されました。
五穀豊穣、商売繁盛、勝負に勝つ等のご利益があると広く信仰されています。又、「負け嫌い稲荷」とも呼ばれています。
江戸時代、江戸両国で毎年、催される将軍上覧の相撲大会では、負けてばかり・・ある時突然、連戦連勝で他を圧倒しました。
この勝利はこの王地山稲荷の化身の活躍であったとの逸話残っており、ことがわかり、大勝利の守護神として信仰され、本殿にも化身の力士を
描いた絵馬が奉納されてます。
<追加>:「京都サンガ」はじめ、「千代ノ富士」の手形、「白鵬・稀勢の里」の優勝杯の姿等々も見られます!
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