京都の 元気シニア の連合会が、あなたの経営を支援します。
2017年度の事業の活動報告
2017年度も定款に定める次の事業に取り組み多くの成果をあげることができた。
中小企業やベンチャービジネス、諸団体へ経営や専門技術のコンサルティングを行う事業
1.企業の経営に関する支援
- 企業OB人材の活用に関する企画運営事業
企業のものづくりや経営に関する課題に対して経験豊富な企業OBを派遣し現場指導による企業支援に取り組み、全相談件数16件、支援実施件数10件の結果となった。分野別内訳は次のとおり。
支援分野 相談件数 支援実施人数 設計開発 6 4 社内管理 1 0 経営企画 2 2 物流改善 1 1 生産管理 2 1 品質管理 1 0 知財相談 2 0 講師、コンサル 1 2 合計 16 10 - 京都府元気シニア活躍協議会活動
当法人の活動がシニア人材の就労や生きがいと健康づくりに貢献することが評価され、京都府が厚生労働省の生涯現役促進地域連携事業の採択を受けた「京都府元気シニア活躍協議会」のメンバーとして参画し、中小企業の経営相談へのアドバイスを行うとともに企業OBの就労支援に関わる情報提供活動を行った。
相談分野 就労支援情報提供件数 設計開発 10 社内管理 6 経営企画 5 物流改善 2 生産管理 7 合計 30 - 震災復興都市間連携販路開拓支援事業
本年度も (公財)仙台産業振興事業団の依頼を受けて、9月25日、26日に開催された札幌、埼玉、川崎、名古屋、堺、北九州の支援機関コーディネータ会議における販路開拓のための製品技術プロモーション会議に参画した。
2.企業の省エネに関する支援
- 平成29年度中小事業者省エネ・節電・EMS診断事業
一般社団法人京都産業エコ・エネルギー推進機構からの委託を受け、京都府下の中小企業等の省エネ診断を行い、CO2 削減と企業の経費節減に貢献した。
これらの省エネ診断実績を「省エネ事例集」として取り纏めた。- ①
- 詳細診断:事業所の1週間の電力使用実態をみえる化し、データの詳細な分析のもとに、現設備の稼働状況の改善や省エネ設備の導入などを提案、指導。
◆ 詳細診断実施件数:26件 - ②
- 簡易診断:事業所を訪問し、現場にて電力使用の実情をヒヤリングし、省エネに関する提案を行った。
◆ 簡易診断実施件数:15件
計41件実施
- 京FEMS構築・診断事業
一般社団法人京都産業エコ・エネルギー推進機構の事業である「京フェムス推進事業」のシステム導入、活用のための診断などについて当法人より専門家を2社の企業に派遣し指導・支援を行った。
青少年の教育を支援する事業
京都市教育委員会の京都モノづくりの殿堂・工房学習を育む会の事務局として活動するとともに、延1,416名の京(みやこ)モノレンジャーが163校、10,075名の児童にものづくり体験学習の指導を行った。
また本事業に関して以下の表彰を受けた。
- ①
- 平成29年10月15日 京都市自治記念日に10名の京モノレンジャーに市長表彰が授与された。
- ②
- 平成30年1月29日 26名の京モノレンジャーに教育長より感謝状が授与された。
会員相互の親睦や自己啓発を図る事業として以下の講演会を開催した。
- 「御室 仁和寺の徒然なるままに」
- 日 時:
- 平成29年6月21日(木) 15:30~16:45
- 会 場:
- 京都リサーチパーク KRP4号館 2階
- 講 師:
- 仁和寺 第50代門跡 御室派管長 立部 祐道 様
- 「京都商工会議所が描く明日の京都」
- 日 時:
- 平成29年6月26日(月) 16:00~17:00
- 会 場:
- (公財)京都高度技術研究所 10階 プレゼンテーションルーム
- 講 師:
- 京都商工会議所 理事・事務局長 才寺 篤司 様
- 「尊厳死を考える・人生の身仕舞いとしての尊厳死」
- 日 時:
- 平成29年11月14日(火) 14:30~16:00
- 会 場:
- (公財)京都高度技術研究所 2階 研修室
- 講 師:
- 一般財団法人 日本尊厳死協会 関西支部副支部長 二松 康 様
当法人の円滑な事業推進のために、幹事会を5回開催し事業の運営について協議した。
- 開催日:
- 4月11日、7月11日、10月18日、12月11日、1月14日
その他報告事項
- 徳島県議会が当法人の活動に興味を持っていただき、活動内容や運営方法などについて視察された。
平成29年8月30日(水)15:30~17:00
視察団の名称:徳島県議会次世代人材育成・少子高齢化対策特別委員会
議員7名、執行部2名、議会事務局2名 計11名
- 京都市就労意欲喚起等支援事業で講演した。
(株)東京リーガルマインドの依頼を受けて、同社が受託している上記事業のプログラムの一環としての講義を行った。
平成29年12月21日(木)10:00~(昼食休憩)~15:00
会場:LEC京都駅前校
- プラチナ構想ネットワーク第11回シンポジウムに登壇した。
シンポジウムにおいて船越事務局長が当法人の活動について講演するとともに、パネルディスカッションのパネラーとしても登壇した。
来場者も約220名と盛況で京都の企業OBの活動に大きな関心が寄せられた。2018年2月20日(火)14:00~17:30
日本創生「多世代インクルージョン」が日本を元気にする。
- 会 場:
- 東京都・千代田区 都市センターホテル
- 問題提起:
- プラチナ構想ネットワーク 会長 小宮山 宏 氏
- 基調講演:
- 鎌倉リビングラボ~多世代が集うオープン・イノベーション拠点
- 東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授 秋山 弘子 氏
- 講演 1:
- 企業におけるアクティブシニアと現役世代の相乗効果
- (株)前川製作所専務取締役 川村 邦明 氏
- 講演 2:
- シニア人材が地域に貢献する企業団体OB
- NPO法人京都シニアベンチャークラブ連合会事務局長 船越 健 氏
- 講演 3:
- 高齢者が元気になるモビリティ社会の実現を目指す名古屋大学COI研究開発
- トヨタ自動車(株)未来創世センタープロジェクトリーダ 畔柳 滋 氏
パネルディスカッション
「アクティブシニア×現役世代×新技術が生むプラチナ社会像を探る」
上記3名の講演者に以下の3名。
川崎市長/福田紀彦氏、横浜国立大学3年/藤井仁花氏、経済ジャーナリスト/牧野義司氏
以上